皆様パタカラって聞いた事ありますか。口にくわえて口の周りの筋肉を鍛えるマウスピースに似たような物なのですけど、最近は小顔等の美容道具として知られるようになっています。

 もともとは、脳梗塞の後遺症のリハビリの為に開発された器具だそうです。
私も使用しているのですが、どんな物か調べていきましょう。
ということで今回は パタカラって何?

パタカラ 右の写真が私の愛用しているパタカラです。こんな形をしています。かなり古い物で、10年以上前の物です。もとは、かみさんの物なのですが、使わずに置いてあったのを拝借しました。 これを唇と歯の間に装着して口を閉じて口の周りの筋肉を鍛えます。何で私が使用しているのかを説明します。 私の担当の方の中で、脳血管障害の後遺症により、片方の口角から流涎(よだれ)が垂れてしまい悩んでいた方や構音障害(発語が不明瞭になる事)で悩まれていた方達に対して、パタカラというもの物があると情報を提供しました。そして、かかりつけ医に相談してみたらどうかとアドバイスをしました。

 

おばあさんその後、実際に使用されて効果が出ている方もいらっしゃいます。でも、人に勧めはしたが、実際やってみてどうなのかを知りたくて始めたのがきっかけです。それではパタカラについて調べていきましょう。

 

● パタカラとは?

全ては、脳の病気の後遺症に悩むひとりの患者さんが歯科医院に来院して、「発症から3年半、各種のリハビリ訓練を続けていたが、口の動き・顔の動きがいっこうに回復しないので、どうにか治して欲しい。」という相談からはじまったそうです。

 その歯医者さんが、開発中の歯列撮影用器具を、患者さんのほとんど動かないクチビルに装着して口を閉じる運動を指導したところ、1ヶ月後、再び来院された患者さんの顔は、歪みやヨダレが改善され、口の動きも良くなって、表情もとても明るくなっていたそうです。患者さんの口の周りの筋肉を刺激して、動かなかった表情筋の運動をさせ、機能の改善につながっていたのです。

 この患者さんと開発中の歯列撮影用器具のおかげで、偶然にも“クチビル健康法”という大発見ができ、クチビルと人間のからだの持つ不思議な関係を応用する目的で“パタカラ”が完成しました。

                  (開発者の秋広良昭歯学博士のメッセージを参照抜粋)

  • パタカラの名前の由来は、口の機能向上訓練で行うパタカラ体操からきているそうです。
    パタカラ体操:パパパパパ タタタタタ カカカカカ ラララララというように発声する
    ことにより、舌、唇やその周りの筋肉の衰えを予防、改善することを目的としたものです。

  • パタカラはどんな効果が期待できるのでしょうか?

 実際、表情筋を鍛えることにより、二重あごやほうれい線に対する美容効果が期待でき、その目的でやられている方は多いようです。モデルの梨花さんが、「口角が上がるだけで、表情が明るく見えるので、おすすめです」とブログで紹介した事で有名になったそうです。

 パタカラはくちびるの内側から顔の筋肉にじっくりと負荷をかけることにより、表情筋を効果的にエクササイズできる器具です。日常的に口を閉じておける筋力をつけることで間接的に舌・鼻・のどの働きも向上し、脳血流も増えることから、表情筋の筋力およびその関連する部分の機能の向上と脳の活性化によって「鼻呼吸」「睡眠」「食事をする」「会話をする」といった大切な機能を健康に維持管理することができると考えられています。


  • 私はこんな効果を感じています。
私は始めてから一年ぐらい経過しています。
明らかな効果を感じるのは、

  • 長年悩んでいた肩凝りが軽くなった事。

 毎朝、10分程度のヨガをする時に一緒にパタカラをしています。後、夜の入浴時に行っています。ヨガの効果もあると思いますが、パタカラを併用することにより肩の軽さが違います。

 パタカラのやり方やり方は右の写真のように唇と歯の間にパタカラを装着します。そして、唇に力を入れて口をつぐみます。その状態のまま維持します。唇を閉じる際、上下の歯を噛み締めると効果が出にくくなりますので、唇の力だけで本体を閉じます。推奨されているのは、1回3分間、1日4回。口から出ている先端を持ち、いろいろな方向へ引っぱり、負荷をかけるやり方もあります。

  • ちなみに、私は1日1回もしくは2回です。負け惜しみではありませんが、効果より継続を重視しています。何かやりながらついでにやることがポイントです。

やっている最中はよだれが垂れやすくなります。

 


  • 口がしっかり閉じられるようになり、就寝中の鼻呼吸が上手にできるようになった事。その結果、口の中の渇きが少なくなった事。

  口の中の渇きが少なくなり、朝、気持ちよく目覚められるようになりました。

 口の周りの筋力が低下してくると、口を閉じる力も低下してしまいます。そうすると、自然と口が開いてしまい、口呼吸になってしまいます。すると、口の中が乾燥してしまい、唾液の分泌が低下して、口の中が浄化されなくなります。その結果、雑菌やウイルスから感染しやすくなります。

 口呼吸だと、いびきをかきやすくなります。これは口を開けていることと、舌の位置がノドの方に下がるために起こります。さらに舌が下がると気道を塞ぎ無呼吸の状態となり、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなるので、危険であると言われています。また、良質な睡眠がとれないと、夜間に何度もトイレに起きたり、日中の活動性が低下してしまいます。

恵比寿 鼻には空気清浄機や加湿器の役割があるので、感染を防止し、乾いた空気を直接肺に送らないようにしてします。風邪やインフルエンザの防止のためにも「鼻呼吸」が大切になります。

 


以上、パタカラについて簡単に説明させていただきました。
 医療的な効果を期待される方は、かかりつけ医もしくは専門医にご相談下さい。


参考資料 株式会社パタカラ  http://www.patakara.com/    株式会社FFC      http://patakara.info/